お祝い花の定番である胡蝶蘭。
お取引先様の就任祝いや移転祝い、開店祝いなどのビジネスシーンでのお祝い事によく用いられます。
そもそもなぜ胡蝶蘭が選ばれるのか、どんな風に喜ばれるのか、どんな選択肢があるのか、そんな疑問にお答えします。
胡蝶蘭の原種は、東南アジア原産のラン科の植物で木の枝や幹に寄生して育つ着生ランです。
今から200年ほど前に発見され、品種改良がおこなわれて、明治時代末期には日本に輸入されました。
当初は上流階級の方向けの文字通り高嶺の花。
その後日本でも栽培されるようになりましたが、増産の難しさなどから「高級なお花」としての印象が定着していきました。
「蝶が舞っている」かのような美しい花姿から名づけられましたという[胡蝶蘭 コチョウラン]。
花はラン科植物のなかでも特に長もちし、香りはほとんどありません。
1.胡蝶蘭は高級なお花
「大切な相手に贈る高級なお花」との印象が定着しています。
2.胡蝶蘭は花姿が美しい
支柱を立て花茎を支柱に留めて向きを揃えて花姿を綺麗に見せるための作業「仕立て」を行っています。
胡蝶蘭は3本立ちや5本立ちなど、すべてのお花が美しく見えるよう仕立てられています。
3.胡蝶蘭は縁起がいい
胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」。
また鉢植えであることから「根付く」という意味合いがあります。
胡蝶蘭は「幸せが定着する」という縁起のいい贈りものです。
4.胡蝶蘭は花持ちが良い
胡蝶蘭は比較的丈夫で花が咲き続け、長い間美しい花姿を楽しむことができます。
5.胡蝶蘭は手間がかからない
環境などにもよりますが、1週間から10日に一度の水やりで美しさをキープでき、多忙な方でも長く楽しんでいただくことができます。
6.胡蝶蘭は香りや花粉が少ない
胡蝶蘭は花粉や香りが少なく、飲食店や病院などの室内でも問題なく飾っていただけます。
7.胡蝶蘭は年間を通してお届けできる
胡蝶蘭は、温室栽培により年間を通して栽培されており、安定的に供給されています。
季節や気候の影響を受けずに、いつでも美しい胡蝶蘭をお届けできます。
鉢植えのお花には「根が張る」という意味があります。
これまでの努力や実績が実を結び、今後も益々の活躍が期待される方に、将来のさらなる成功を願う気持ちを込めてお届けします。
また特別な高級感と気品の高さで存在感がある胡蝶蘭はインテリアとしても人気です。
お届け先様の社内を華やかに彩り、訪れた方々の目を惹きます。
【白タイプ】
ビジネスシーンで多く用いられるのは白の胡蝶蘭です。
洗練された清らかな美しさで存在感を発揮し、定番となっています。
花言葉は「純潔」「清純」です。
【ピンクタイプ】
貴婦人のような風格のピンクの胡蝶蘭は、飾られた空間を明るくします。
上品な柔らかい華やかさは女性向けや定番を避けたい方に選ばれています。
花言葉は「あなたを愛しています」です。
【赤リップタイプ】
中心部(リップ)が赤い胡蝶蘭です。
紅白の色合いが慶事にふさわしく人目を引くことから人気の胡蝶蘭です。
流通量が少なく、希少価値があります。
定番の花言葉はありません。