TOPページ >> 世界における平均寿命

皆さんご存知の通り日本は世界一の長寿国ですが、世界における平均寿命は、何歳位なのでしょうか?その秘密を探ってみると様々な環境や時代によって、大きく差があるようです。

◇平均寿命とは?
今、生まれたばかりの子供が、何も無ければここまで生きられるであろうと予測された年月のことで普通はどのくらい生きるかという目安の年齢を「平均寿命」とよびます。

◇ 平均寿命上位10ヵ国
1位 ・・・ 日本(80.7歳)
2位 ・・・ サンマリノ(80歳)とアンドラ(80歳)
4位 ・・・ スイス(79.7歳)
5位 ・・・ スウェーデン(79.7歳)
6位 ・・・ アイスランド(79.5歳)
7位 ・・・ カナダ(78.9歳)とオーストラリア(78.9歳)
9位 ・・・ フランス(78.9歳)
10位 ・・・ イタリア(78.7歳)

ちなみに世界平均寿命は66.5歳です。アメリカ(77.1歳)やロシア(65.3歳)は上位ランキングに入っていません。特に、ロシアはソ連時代と比べて寿命が短くなっています。ソ連崩壊後に社会不安が増大し、その影響で自殺者やアルコール中毒者や麻薬中毒者、エイズ患者が増加して死亡率が高くなったらしい。

◇ 平均寿命下位10ヵ国
1位 ・・・ ザンビア(38歳)
2位 ・・・ マラウイ(38.8歳)
3位 ・・・ ボツワナ(39歳)
4位 ・・・ シェラレオ(39.2歳)
5位 ・・・ ジンバブエ(39.9歳)
6位 ・・・ ルワンダ(39.9歳)
7位 ・・・ ブルンジ(42歳)
8位 ・・・ ウガンダ(42.1歳)
9位 ・・・ マリ(43.2歳)
10位 ・・・ エチオピア(42.3歳)

平均寿命下位の1-10位までは、全てサハラ以南のアフリカ諸国が占めています。ワースト40位までの下位はアフリカ諸国です。60歳を超える国は実は1つもありません。原因としては、エイズの流行と乳幼児死亡率が高いからだそうです。

これらを見ると、その国の社会情勢が反映されているように思います。同じこの地球上に生きている私たちが、住む国によって、こんなにも寿命に差があるのかと思うと、驚きと同時に深く考えさせられてしまいます。
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