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敬老の日と言うとみなさんはどの様に過ごされていますか?おじいさん、おばあさんが遠方にいらっしゃる場合は、この機会に会いに行かれるのもいいですよね。久しぶりにお孫さんの顔を見るととても喜んで頂けるのではないでしょうか?
そこで、お子さんと一緒に出来る事を提案してみました。
◇ 歴史を調べてみる
お年寄りの人たちが過ごしてきた時代は、日本にとって、いろいろなことがあった時代だから、とても大変だったでしょうね。その時代をよく調べたら年表を作ってみましょう。その時に、みんなのおじいさん、おばあさんは何歳くらいだったのかを書き込んでみましょう。
お子さんと同じくらいの歳の時に、日本ではどんなことがあったのでしょうか?
また、どんな様子だったのでしょうか?その時代に、もし、自分が生きていたらどうだったでしょうか?その時代に想いをはせ、考えてみるのもいいかもしれませんね。これって生きた歴史の勉強になりませんか?
◇ お年寄りの大変さを感じてみよう!
腰やひざが曲がったり、目が悪くなったり、耳が遠くなったり・・・歳をとっていくと、いろいろと大変になってきます。でも、どのくらい大変なんでしょうか?
まず、ひざと腰を曲げて、背が10cm低くなるような姿勢をとってみましょう。
これは大変ですよね。だけど、おじいさんやおばあさんは、ずっとこの姿勢のままなんです。そのまま歩いてみて下さい。急には動けないし、とっても恐いという感覚がわかりますよね。ゆっくりゆっくり歩かなければならないでしょう?
このほかにも、年をとると目が悪くなって全体が黄色っぽく見えたり、耳が聞こえにくくなったりと、大変な事がたくさんあります。
◇ 昔話をきいてみよう!
皆さんは、「養老の滝」の話を知っていますか?
むかし、親孝行の貧しい木こりがいて、年をとったお父さんにお酒を飲んでもらおうと、一生懸命働いていました。そんなある日、足をすべらせて落ちた谷で、お酒の流れる滝を見つけ、お父さんに好きなお酒をたくさん飲んでもらうことができた、という伝説です。お年寄りは、こんな昔から大切にされてきたんですね。
昔から語り継がれているお話をおじいさん、おばあさんから聞かせてもらうととても、いいコミニュケーションになりそうですね。
今も昔も変わらないお年寄りへのいたわり。「敬老の日」まで、みなさんのおじいさん、おばあさんだけでなく、近くのお年寄りのことを、もう一度よく考えてみる機会になればとても、有意義な過ごし方になるのではないでしょうか。 |