| ◆ 胡蝶蘭のお手入れ方法 |
プレゼントで高価な蘭をもらったのに、毎日のお手入れの仕方がわからないという方のために、胡蝶蘭のお手入れの仕方をQ&A形式でご説明します。胡蝶蘭はけっして難しいお花ではありませんが、一般的なお花の育て方とは少し違ってきます。長く胡蝶蘭を楽しんでいただくための参考にしてください。

鉢土(ミズゴケ)の表面がパリパリに乾いたら午前中に行ないます。胡蝶蘭は普通1鉢に、数株が寄せ植えになっています。それぞれの株元にコップ半分位づつ水を与えます。水温は夏季が常温水、冬季は少し温かめの水(20℃前後)をかけるようにします。折角温室などの暖かい部屋においても冷水をかけると根を傷め花保ちを悪くしてしまいます。胡蝶蘭は高温多湿を好む種類ですが、植え込み材料が常に濡れている状態では根腐れを起こすので与えすぎには十分注意しましょう。植え込み材料が完全に乾いてから水をやるように心がけ、冷たい水は避けて気温と同じ程度の微温湯を与えます。特に、冬場、温度が十分に保てない場合はさらに乾き気味に管理します。

胡蝶蘭は弱光を好みますから、直射日光に当てないようにして、5月〜9月は自然光の入る明るい室内で、10月〜4月は日の当たる窓辺でレースのカーテン越しの明るさを理想とします。窓辺に置く場合は冬場で30%〜50%(白い薄手のカーテン1・2枚程度)、夏場で60〜70%位(白い薄手のカーテン2・3枚程度)の遮光をします。
最低室温12℃以上を保つようにします。室温が低いところへ長く置くと花が早くしおれたり、つぼみが咲かずに終わることがあります。
胡蝶蘭には18℃が理想的ですが、プレゼントされた胡蝶蘭を鑑賞するだけならば12〜13℃くらいでも大丈夫です。
温度とともに湿度が高い(60〜70%)環境も必要ですから、温度だけに気を取られていると失敗することがありますので乾燥にも注意してあげてください。エアコンやファンヒーター等の温風が直接当たる場所には置かないで下さい。また、夏場は出来るだけ風通しの良い涼しいところに置いて下さい。

つぼみ時から花が終わるまでは不要です。6月〜9月春から秋の生育シーズンには、液肥(ハイポネックス等)を指定希釈倍率よりも薄め(3,000〜5,000倍)に薄め、水やり2回に1回程度与えます。

胡蝶蘭の花は、1ヶ月〜2ヶ月くらい楽しめますが、すべての花が 枯れるまで花をつけておくと、養分が花にとられ、株が弱ってしまいます。満開になって2週間程度(40日くらいが目安)楽しんだら、 切り花にして株を休めましょう。冬〜初夏に咲いた花茎は、最初に咲いた花のすぐ下の節(花茎には3〜4ヶ所の節があります)の上1cm位の所で切っておくと、上の節から枝が伸びてきて初夏〜夏に、二番花を楽しむことが出来ます。夏〜秋に咲いた株の二番花は無理のようです。

生育の盛んになった春、5〜7月頃がよく、鉢底に1/3くらい鉢のかけらを入れ、水苔で根を傷めないように注意して植えます。病気の元になりますから水苔は乾き気味にして使い、植え替え後は水を控え光線は弱めにします。水苔の表面がかわいたら、コップ1杯くらいの水を与えるとよいでしょう。 風通しのよい、冬場でもできるだけ暖かな場所へ置いて下さい。 暖房や冷房でお部屋が乾燥しているときは、株に軽く霧水を かけてあげると湿度が保てます。 |
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