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花知識

切花を楽しんでいただくための4つのポイント

1. お花に快適な場所を与えてあげましょう

お花を飾る場所に気をつけてあげましょう。お花は、高温、直射日光、風、乾燥を嫌います。窓辺などにお花を飾るのはよく見かけることですが、実は昼夜の温度差が激しくなるためよくありません。エアコンの風が直接あたるような場所もとても乾燥するので要注意です。多くのお花にとって最適な条件は2℃から6℃のちょっと寒いようなところ。直接日や風があたらなくて、温度変化が激しくない、換気のよいところというと、家の中では玄関がお薦めです。お客さまをお花と一緒にお迎えするなんて素適ですよね。風水的にも玄関に花を飾るのは幸運なようですよ。さらにお花に快適な場所を与えてあげる為の豆知識を3つ。

 果物のそばに置かない
熟した果実はエチレンガスというガスを発生させています。これは生長ホルモンの一種で、老化、熟成を促がす作用があるといわれています。木の枝で熟すことなく収穫されてしまった果実は、早く熟し子孫=種を残そうとエチレンガスを自分で発散しているのです。お花がこのエチレンガスを吸い込むと老化し急速にしおれてしまいます。果物とお花というとお見舞いのセット。お見舞いにお花を贈るときそっと教えてあげると、お見舞いされる方をお花が励ましてくれる時期が長くなり、ついでに物知りと尊敬されることになるかも。ちなみに排気ガスや、タバコの煙にもエチレンガスが含まれています。年齢より老けて見られるなんて人は、ヘビースモーカーだったりして。

 痛んだ葉や草はこまめに取り除こう
痛んだ葉や花も盛んにエチレンガスを出しています。他の元気な花に影響を与えてしまう前に、取り除いてあげてください。

 ときどき霧を吹いてあげる
乾燥しやすいような場所に置いた場合には、ときどきお花全体に霧吹きでお水をかけてあげましょう。クチナシ、スミレなどは花びらからも水分を吸収します。但し、反対に蘭、ユリ、かすみ草、スイートピーなどは、花びらに水滴かつくと枯れてしまうので避けてください。

2. お花はキレイな水が大好き

はこまめに取り替え、花瓶の中も洗って汚れを取り除きましょう。お水を取り替えるとき、花瓶や茎にぬるぬるしたものがついていることに気づきます。これは実はバクテリアなのです。お花自体が元気で健康でも、水を吸い上げる導管にバクテリアが詰まると水揚げしなくなり、しおれてしまうことになります。特に花瓶はタワシでごしごし洗い流すか、塩素系洗剤をつかってきれいに洗いましょう。せっかく水を入れ替えてもバクテリアが一部でも残っていれば、数時間で100万個ほどに増殖してしまいます。

さらにキレイな水を保つ為の豆知識を2つ。

 水に触れる葉は取り除こう
花瓶などにいけるときは、水に浸る部分の葉は取り除きましょう。水の腐敗を防ぎます。

 切り戻しをする
お花を活けた後も、お水を替える際に茎を少しずつカットしてください。バクテリアのついた部分を取り除く事で水の吸い上げがよくなります。また、台所用洗剤や漂白剤を1摘入れるとバクテリアの繁殖を抑えるのに効果があります。くれぐれも入れすぎにはご注意を。

3. お花にだって栄養補給

お花の延命剤、鮮度保持剤、栄養剤といわれる市販の薬剤をお花にあげる水に入れましょう。いずれの薬剤も効果は2つ。殺菌効果と、栄養補給です。バクテリアの繁殖を抑え、導管が詰まるのを防ぐ成分と、栄養を補給し、老化ホルモンを抑える成分が含まれています。お水をこまめに取り替えられないときなどにはぜひ使ってみてください。

4. 絶対絶対水揚げをしよう

水揚げは、花に充分に水に吸わせるために行います。お花は摘んで切り口が空気にふれると人間の傷口と同じように茎の切り口に皮膜が張ってしまいます。花屋さんではそれぞれのお花にあった水揚げの方法を行っていますが、おうちでお花を活ける場合も、水切りなどの水揚げをするとお花を長く元気に保つ事ができます。 ほとんどのお花に合う簡単で効果の高い水揚げの方法として、水切りの方法を紹介します。生ける前に一手間かけてあげてくださいね。

さらにお花やさんでやっている水揚げの方法をお花の例を挙げて紹介します。豆知識として知っておくと何かの役にたつかも。また、お花の好きな方はぜひ挑戦してみてください。さらにさらにお花を長く楽しむ豆豆知識を3つ。最後まで読んでみてね。

水切りの方法

よく切れるナイフがはさみで、水を吸い上げる面を大きく作るよう斜めに切ります。よく水の中で茎を切るようにといわれていますが、鋭利なナイフを使い導管をつぶさぬよう、いったん平らな場所に置いて安全に切る方法がお薦めです。そして、そのまま生けず、最低1時間はバケツなどの茎が半分つかるくらいのたっぷりの水に浸しそのまま休ませましょう。このとき、蛇口から出たばかりの冷たい水はつかわないよう、またできるだけ暗く涼しいところに、できれば3〜6時間置いて、充分水を吸わせてあげましょう。

 その他花屋さんでやっている水揚げの方法いろいろ

湯揚げ

マーガレット、ストック、あざみ、かすみ草など水が揚がりにくい花におこないます。花や葉に直接熱があたらないよう新聞紙などに包んで、茎を5cmくらい出し、切り口を熱湯の中で5秒〜10秒程度煮た後、すばやく水を張った容器に入れ水を吸わせます。煮ずに熱湯に10秒〜30秒ほど浸ける方法も。どちらの場合も夏は短めに、冬はやや長めにおこない、生ける際は湯揚げにより変色した部分を斜めにカットします。

焼く

紫陽花やバラ、ボタンなど、湯上げでも水の上がりにくいものは、根本を焼くという方法で水揚げを行います。花や葉の部分をぬれた新聞紙などに包んでから、切り口を2cmくらい真っ赤になるまで焼いて炭化させた後、炭になった部分を斜めにカットし、水に浸します。

水折り

水の中などで茎を手で折って切り口をぎざぎさにします。菊やキキョウなど茎が硬く、折ると竹のような筋が見えるものに行います。給水面積が広くなり水の吸い上げがよくなります。

根本割り

サクラや梅、アカシアなど、枝物で給水の難しいものには、ハサミやナイフで切り込みを入れたり、木槌などでたたいて根本を広げます。

 バラのトゲはとろう
バラのとげはとると花への給水がよくなるようです。手で茎を傷つけないようそっと折り取りますが、怪我をしないよう、園芸用の手袋や厚めの紙や布を使うようにしましょう。

 茎を束ねてあるゴムやひももとろう
茎どおしがくっつきすぎるのもあまり良くありません。吸水が悪くなりますし、束ねたゴムやひもが茎をいためてしまいます。お花屋さんできれいにたばねてくれたブーケや花束。そのまま花瓶に生けて楽しみたいし、ご自分でいけるときも形を整えるためゴムなどで固定したりもしますが、お花も窮屈は好きじゃありません。

 お花をほめてあげる
朝起きたとき、お水をあげる時など声をかけ、時にはきれいね、などと誉めてあげてください。植物にだって心があるという研究結果が発表されています。植物が発生する微量電気を計測する事で確認できたそうですよ。信じる信じないは別にして、お花は生き物、愛情をもって接してあげることは大事ですよね。



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